【金持ち父さん貧乏父さん】
このタイトルを知らないビジネスマンはいないのでないか。
と勝手に考えているほどのビジネス書ですね。
企業を考えた方や不動産関係に興味がある方はまず読んでいるはずです。
『家は負債であり、財産ではない。』的な名言はよく知られていますね。
しかし、じつはこの本はもともと、とあるボードゲームを販売するためのマニュアルのようなものだったのはあまり知られていません。
そのボードゲームの存在もタイトルの『ロバートキヨサキのファイナンシャルインテリジェンス』で知りました。
たまたま私はその時まで【金持ち父さん貧乏父さん】の存在は知っていたのですが、
読んだことはありませんでした。
文字数も私にはきつかったのです。
夜中の通信番組で紹介された『ファイナンシャルインテリジェンス』は
CDによる教材メインだということで
当時きこ書房のサクセス・オーディオ・ライブラリーにハマっていたことと、
『金持ち父さん貧乏父さん』への興味から購入を決めました。
教材が届いてからは四六時中聞きまくっていました。
朝起きて1枚。夜帰ってきて1枚。寝る前に1枚。
頑張って聞き続けました。
最終的に確認したことは、この教材は独立する人や、投資をしている人向けなのだな。
ということでした。どれだけ聞いてもあまり頭の中に内容が入ってこないのです。
税金の話や、心構えをきいてもピンときません。
当時から副業やら投資やらはやっていましたが響きませんでした。
それから10年後。
りっぱに?確定申告や、ビジネスのことを考えるようになってから聞き直してみました。
あら不思議。びっくりするほど頭の中に内容が入ってきました。
心構えや、考え方、学び方。それぞれが入ってくるのです。
投資家の『世野いっせい』さんが【やってから学ぶ。そうすれば身になる】的なことを仰っていたことがぱしっと当てはまったのです。
実務経験もなく、会計のことを勉強してもただの数字の羅列で意味がわかりませんでしたが、
いまはなんとなく理解できるようになりました。
そういうことなんでしょうね。