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昭和55年男 掃除機を解説する。紙パック式とサイクロン式の違い

私は、本業として某家電量販店で販売員として働いています。

15年以上販売員として働いているので、一般の人よりはだいぶ詳しいはずです。

家電の違いなども説明できるので、今回は掃除機の話をしていきます。

掃除機にはゴミの集め方で、紙パック式とサイクロン式という2種類の掃除機に分けられる。

昔から馴染みのある紙パック式の掃除機と、サイクロン式の掃除機。

この二種類の掃除機の違いというのは、吸い込んだゴミをどこに溜め込むかの違いになります。

紙パック式はその名の通り紙パックの中にゴミを溜め込みます。

サイクロン式は中にゴミ箱(ダストボックス)があってその中にゴミを溜め込みます。

つまり、サイクロン式の方がゴミをよく取る。とかいうことはありません。

サイクロンだろうが、紙パックだろうがゴミの取れ方はあまり変わらないのです。

某メーカーのCMのせいで、紙パック式は吸引力が落ちてくるのでサイクロン式のほうがよくゴミが取れるというような印象があるかもしれませんがそんなことはありません。

確かに吸い込む力が落ちてくればMAXのときよりはゴミの取れ方は下がりますが、それでもちゃんとごみは取れますので安心してください

ではゴミを溜め込む場所が違うことでどのような違いが生まれるのか?

溜めたゴミの処理の仕方が多少変わります。

紙パック式の掃除機の場合は、ゴミが貯れば紙パックを取り替えれば終了です。

サイクロン式の掃除機の場合は、ダストボックスに溜まったゴミを捨てて、その後にダストボックスの掃除をしないといけません。

掃除機を掃除する習慣がない方はだいたいフィルターに細かいゴミがたまって、吸引力が落ちたりだとか故障の原因になっています。

紙パックはごみを溜め込むことが前提なので1~2ヶ月に一度の交換で済みますが、サイクロン式はコストが掛からないわけですから、溜め込むことを前提に作られていません。

掃除の頻度にもよるでしょうが1週間程度で掃除をしないとならないわけです。

掃除機を選ぶときのポイント1

お金をかける(紙パック代)か、手間をかける(掃除機を掃除する)か。

掃除機を掃除することに抵抗があるのであれば、迷わず紙パック式の掃除機を購入しましょう。

反対に掃除機の中にゴミを溜め込むことが嫌な方は、サイクロン式の掃除機で掃除機も掃除しましょう。となります。